ドローン飛行区域

富士山でドローン禁止の理由は?撮影可能な区域や許可申請のやり方・罰則について解説

富士山 ドローン禁止
tomatogaeru
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富士山では、ドローンの飛行がなぜ禁止されているのでしょうか?

ドローン禁止の理由、また撮影可能な区域や許可申請のやり方、罰則についても知りたいところ。

  • 富士山はなぜドローン禁止なのかその理由は?
  • 富士山のドローン撮影可能な区域はどこ?
  • 富士山のドローン許可申請のやり方と罰則は?

これらについてお伝えしていきます!

富士山でドローン禁止の理由は?

富士山は、多くの観光客や登山者が集う屈指のスポット!

そのため、その人たちや大事な自然を守るためのルールがあり、そのルールの1つとしてドローンの飛行が禁止されていました。

また、富士山は、裾野から山頂に至るまでそれぞれの区域に土地の所有者がいます。

てっきり、富士山はまるまる国の所有物かと思っていたよ!

そこで、富士山でドローンを飛ばすことは原則禁止、またそれぞれの関係者への特別な許可が必要となるのですね。

許可なくドローンを持ち込んだり、飛行させたりすることがないよう、肝に銘じて行動しましょう。

富士山でドローン禁止の理由は登山者の安全を守るため!

富士山でのドローンの飛行が禁止されている最大の理由は、登山者安全守るためです。

特別、富士山はドローンのマナーが厳しいの?

それは、富士山の自然現象が大きく影響していました。

日本一の高さを誇る富士山上空には、非常に強い風が吹いたり、乱気流が発生することが多くあります。

ドローンの墜落が他の山に比べて起きやすいんだって。

ゆえに、ドローン飛行が登山者を巻き込む大事故になってしまう可能性が高い、とされているのだとか。

誰しもの命の危険に直結しかねないんだね。

事故は必ず起こるというものではありませんが、絶対起こさないという保証もどこにもありません。

たとえ事故が起きないとしても、富士山全域にドローンを持ち込むことは原則禁止です。

富士山がドローン禁止なのは国立公園特別保護区だから!

富士山がドローン禁止なのは、富士山が国立公園に指定されているからなのです。

特に、富士山の五合目より上は、国立公園特別保護地区に指定されているため、より一層ルールが厳しくなっていました。

富士山が指定されているもの
  • 富士箱根伊豆国立公園
  • 世界文化遺産(平成25年)
  • 特別名勝(昭和27年)
  • 史跡(平成23年)
  • 溶岩洞穴、溶岩樹型などの天然記念物も多数あり

国立公園は、地球の大切な自然を守るための規制やルールがたくさん設けられていて、私たち人間はそれらを守らなければなりません。

富士山山頂だけでなく、登山道など全域にわたり同様!

もちろん、富士山周辺の湖などもドローン飛行や撮影には許可が必要な区域となっています。

富士山や富士山麓は後世にも遺していかなければならない宝物。

ドローンの飛行による自然破壊の観点からも、富士山へのドローンの持ち込みは不可となっています。

富士山で撮影可能な区域や許可申請のやり方・罰則について解説します!

富士山登山でのドローンの持ち込みは不可ですが、富士山周辺のドローンフィールドは眺めも最高でドローンの飛行も撮影も可能となっています。

富士山の美しさは、ドローン視点からだとさらに格別♪

そこで、富士山の撮影許可の申請方法や罰則についてもお伝えしていきましょう。

富士山でドローン撮影可能な区域はドローンフィールド!

富士山でドローンの撮影が可能な区域は、各地にあるドローンフィールドが安全でオススメです。

なぜなら、ドローンフィールドはドローン飛行の許可が下りている場所なので、航空法に抵触することもありません。

そのため、周りへの安全を遵守すれば、法の規制には触れずにドローンの飛行・撮影が可能でしょう。

余計な心配をせずにドローンを楽しめるね。

富士山にはドローンの持ち込みができないことから、静岡県や山梨県にはドローンの練習場やドローンフィールドがいくつかあります。

自分や仲間たちとの目的に合ったドローンフィールドを探していくのも、ドローンの世界を満喫するための楽しみの1つですね。

  • 料金はピンキリなので、口コミなども要チェック
  • 完全予約制、貸切りの場所も多いので、早めに予定を確認する
  • 同じ目的で集まったドローン撮影者も多い時は、お互いに気を配る

ドローンフィールドは屋外での撮影が可能なので、富士山の撮影に最適な季節や日程をチョイスして調整していきたいですね。

さらに、山梨県内の富士五湖の中でも、ドローン撮影で有名な山中湖や精進湖があります。

精進湖の「子抱き富士」をうまく撮影したいな。

山中湖はドローン撮影をしたい方が多くアクセスしますが、山中湖フィルムコミッションや山中湖村役場観光案内課の情報もチェックしておきましょう。

また、精進湖には多くの観光客が訪れている上にテントなどもあるため、ドローン飛行にはなお一層の注意が必要です。

富士山撮影のドローン許可申請のやり方と罰則について解説!

富士山山頂、登山道でのドローンの飛行は一切禁止されていて、一般人には飛行許可申請もできません。

富士山以外からドローンを飛行させて富士山を背景に撮影することは可能だよね。

とは言え、許可申請が不要の地域、個人的な目的での富士山のドローン撮影においても許可の判断が難しい場合には、念のため管理団体に確認した方がいいでしょう。

  1. 富士山撮影許可は、山梨県林政部富士・東部林務環境事務所に問い合わせをする。
  2. 富士五湖の撮影は、やまなしフィルムコミッションに確認をする。「河川法」や「自然公園法」の申請が必要な場合もある。
  3. 個人情報が写り込んでしまう場合は、その所有者にも撮影許可申請が必要。

また、航空法に違反するドローン撮影の罰則は、50万円以下の罰金対象になってしまいますのでご注意を。

さらに、富士山近辺でのドローンでの撮影には、個人情報保護法や文化財保護法などにも留意して行動しましょう。

まとめ

この記事では、富士山がなぜドローン禁止なのかその理由、富士山の撮影可能な区域や許可申請のやり方と罰則についてお伝えしてきました。

  • 富士山がなぜドローン禁止なのかその理由は?

⇒登山者や観光客の安全を守るため、富士山の豊かな自然を破壊しないため。

  • 富士山の撮影可能な区域はどこ?

⇒富士山近辺のドローンフィールドがオススメです。

  • 撮影許可申請のやり方と罰則は?

⇒申請許可が必要かどうか不明な場合は各管理団体に確認してみる。航空法の罰則は50万円以下の罰金が科せられる。

四季を通して富士山は見どころ満載ですね。

たくさんのルールの範囲内ではあるものの、魅力を余すところなくドローンから撮影していきましょう。

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Sho
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ドローン愛好家
このブログでは、ドローンに関する最新情報やレビュー、撮影テクニックを中心にお届けします。ドローンの魅力を存分に味わっていただき、一緒に空の冒険を楽しみましょう。初心者からプロフェッショナルまで、どなたでも楽しめる内容を心掛けていますので、ぜひコメントやメッセージをお寄せください。一緒にドローンの世界を探検しましょう!
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